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原阿佐緒賞に仙台の富沢さん 20回記念 グッズ制作

(上)浅野元・大和町長(右)から表彰される富沢さん
(下)気品漂う記念品のクリアファイルとしおり

 大和町宮床出身の歌人原阿佐緒(1888〜1969年)の名を冠した短歌大会「第20回原阿佐緒賞」(町主催)の表彰式が15日、町役場であり、一般と青少年の2部門に入賞した計22首の表現力をたたえた。
 過去最多の計1840人から計3180首の応募が2部門に寄せられ、歌人の小池光氏ら3氏が選考。一般の部最高賞の原阿佐緒賞には、仙台市青葉区の富沢秀子さん(78)の<青びかる寒風浴びし干しサンマ荷ほどきすれば汐(しお)の匂ひす>が選ばれた。
 東日本大震災後、古里の女川町から久々にサンマが届いた時に着想したといい「みずみずしく生命感がある」「視覚と嗅覚がよく働く」と評価された。
 青少年の部では、応募時で古川工高3年の早坂響希さんの<掴(つか)もうと伸ばした手からすり抜けて風と旅する梅の花びら>が優秀賞に輝いた。
 原阿佐緒賞20回開催に当たり、町は記念品を制作し式の参加者に配布した。東北生活文化大4年の早坂明音(あかね)さん(21)がデザインした木製しおり(100円)とA5判クリアファイル(200円)で、同町宮床の原阿佐緒記念館で限定販売している。


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2019年06月17日月曜日


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