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新規就農者をサポート ICT活用し次世代農業推進 石巻の社団法人がプロジェクト

古民家を改装したシェアハウスで打ち合わせをする就農コンシェルジュの高橋代表理事(左)ら

 農家の担い手を育成する一般社団法人「イシノマキ・ファーム」(石巻市)は、情報通信技術(ICT)などを使った次世代型農業の新規就農者を育てるプロジェクト「農家ジャパン」を始めた。石巻市内で希望に応じた就農先や移住先を紹介するなど、多角的な支援を展開する。
 同法人のほか、東北の農産物のブランド化を目指すブルーファーム(大崎市)と、ササニシキの無農薬栽培を実践する田伝(でんでん)むし(石巻市)が共同で取り組む。
 プロジェクトを通し、スマートフォン用アプリを使った手軽な産直販売や土壌管理ができる農業を企業と連携して推進する。ドローンの活用も模索していく。
 受講生ら就農希望者の相談に応じる「就農コンシェルジュ」を置き、移住と就農を支援。昨年5月に同市桃生町に完成したシェアハウスを活用する。
 第1弾として今月から5カ月にわたり、栽培から販売までの手法を学ぶ「石巻百姓塾」を開催している。ササニシキ、セリ、ホップの各専業農家を講師に招き、作物ごとに三つのコースを設け、それぞれ月1回1泊2日の講習を開く。
 イシノマキ・ファームの高橋由佳代表理事は「農家は高齢化し、後継者がいない現実がある一方、農業に希望を持つ若者は多い。自由な農業に取り組める枠組みをつくり、新規就農者を後押ししたい」と話す。
 連絡先は市農業担い手センター0225(90)4748。


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2019年06月18日火曜日


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