宮城のニュース

<いぎなり仙台>「逸店」探すべ![11]素材の味わいを大事に/ベーカリーカフェぶらん(太白区)

お薦めの「きまぐれフォカッチャ」(手前)の他にも逸品がそろう
「ベーカリーカフェぶらん」を紹介する山川さん(左)と田辺さん

 社会福祉法人「仙萩の杜」が運営する仙台市太白区の障害者支援事業所「まどか」に「ベーカリーカフェぶらん」が併設されている。販売するのはパンとクッキーだ。
 若林区荒浜にあった旧施設が東日本大震災時の津波で全壊し、移転を機にカフェの営業を始めた。現在は知的障害者と精神障害者ら31人が働く。
 接客を担当する山川幸枝さん(27)と田辺渚さん(27)のお薦めは「きまぐれフォカッチャ」(180円)。「薄くてもちもちの生地に、チーズと野菜がたくさん乗っていておいしい」と口をそろえる。
 野菜は「まどか」で作った肥料を使い、他の施設の障害者が育てている。小麦を表皮と胚芽まで全て使用する「全粒粉ブレッド」(180円)も栄養価が高く人気という。
 素材の味わいを大事にする姿勢が認められ、近年は地元の保育所や病院から注文が来るようになった。佐藤耀代理事長は「地域に根差した商品を作り、障害者が社会に貢献できる場にしたい」と語る。
(栗原康太朗)

「ベーカリーカフェぶらん]仙台市太白区袋原4の37の1。営業時間は平日午前10時〜午後4時。駐車場有り。関連する店舗に青葉区の宮城県庁舎18階「レストランぴぁ」などがある。連絡先は障害者支援事業所「まどか」022(302)4620。


2019年06月18日火曜日


先頭に戻る