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43歳藤岡「闘志満々」世界5階級制したWBA女子フライ級王者、来月12日に天海と防衛戦

ミット打ちに励む藤岡=10日、東京都大田区

 世界ボクシング協会(WBA)女子フライ級王者の藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則、宮城県大崎市出身)が7月12日、東京・後楽園ホールで防衛戦に臨む。相手は世界ボクシング機構(WBO)女子ライトフライ級王者の天海ツナミ(34)=山木=で、日本の女子ボクシング史上屈指の好カードとなった。男女通じ日本で初めて世界5階級を制した43歳は「日本での集大成にしたい」と意気込む。
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 天海は昨年、藤岡を抑えて日本ボクシングコミッション(JBC)最優秀選手賞を受賞。フットワークやパンチのリズムが変則的で動きが読みづらい。
 体格やリーチに大きな差はなく「適切なポジションを取ることが大事」。フライ級の選手にことごとく対戦を断られた末に実現したカードに「前評判は相手が上。それをひっくり返すのが面白い」と笑う。
 40歳を過ぎて手数は減った。スピードの衰えを克服するために、無駄な動きをそぐことに注力する。「若い頃の動画を見ると俊敏で勢いはあるが、カウンターをもらいそうで危なっかしい」。振りを小さくしてリスクを抑え、タイミング良く強打を狙う。
 2017年12月に5階級を制した後は米国での試合を望んできた。しかし、本場はミドル級やヘビー級が人気で軽量級の藤岡の知名度は高くない。「見応えのある試合を見せれば評価される。そろそろ日本でのゴールにしたい」。気持ちを高めている。
(佐藤夏樹)


2019年06月18日火曜日


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