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<ふたば未来学園>生徒たちが運営のカフェオープン 住民交流協働の場に

オープンしたカフェでコーヒーを入れる生徒たち

 福島県ふたば未来学園中高(広野町)の新校舎にある地域協働スペース「双葉みらいラボ」で17日、生徒たちが運営する「カフェふぅ」がオープンした。ラボの一般開放も開始。生徒や地域住民らの交流を通し、東京電力福島第1原発事故後の地域課題を解決する活動の場づくりを目指す。

 カフェは高校の社会起業部の1、2年生8人を中心に運営。オリジナルブレンドのコーヒーなどを提供する。農業を学ぶ生徒の手作りケーキやプリンも販売。初日から生徒の家族らが訪れて会話の花を咲かせた。
 生徒は昨年夏からコンセプト策定などに着手。近隣のカフェや大手コーヒーチェーンの協力を得て技術や接客の研修を重ねてきた。
 チームリーダーの2年是次(これつぐ)美優さん(16)は、ようやく迎えた開店に「頑張ってきて良かった。地域に愛されるカフェが一番。高校生の姿を多くの人に見てもらいたい」と話した。
 同校に新設された一般社団法人たんぽぽが経営に当たる。丹野純一校長が代表理事を務め、是次さんら生徒2人も理事に就いた。
 同校は、原発事故を背景にした人口減や風評被害といった課題に向き合う探究型学習が特徴。丹野校長は「多様な人たちと自然に触れ合う中から新しい発想や取り組みが生まれることに期待したい」と話す。
 同県楢葉町から訪れた主婦鈴木泰子さん(67)は「若い人と接する場はありがたい。いろいろな経験をした大人がおり、いいつながりが出てくると思う」と話した。
 カフェの営業は月−金曜午前11時〜午後6時。火曜定休。授業中などはたんぽぽのスタッフらが運営に当たる。


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2019年06月18日火曜日


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