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消防車の過積載、宮城県内全10本部79台でも 違法状態は既に解消

 仙台市消防局の消防車が車検証の最大積載量を超えた状態で出動していた問題で、同様の過積載は県内の全10消防本部の計79台でも確認され、超過重量は最大1トンに及ぶことが18日、分かった。各消防本部は積載する水の量を減らすなどして、道交法違反の状態を既に解消したと説明する。
 仙台市消防局と10消防本部の過積載台数、超過重量は表の通り。
 市消防局は水槽付きポンプ車や泡原液搬送車など54台、大崎地域消防本部は大型水槽車など13台、石巻地区消防本部は化学ポンプ車など8台が重量オーバーで、超過量は石巻地区で最大1040キログラムだった。
 過積載の原因は同一。消火ホースやはしごなどの資機材は、簡単に積み降ろしができるため、消防隊員の手荷物と同様に、積載量には含まれないと解釈していた。過積載による事故や不具合はなかったという。
 3月に千葉市で過積載が発覚し、仙台市消防局は県警に車両総重量の解釈を改めて照会。認識が誤っていたことを4月19日に公表した。各消防本部も続いた。
 過積載の判明後、市消防局や各消防本部は資機材や水の積載量を減らし、違法状態は解消した。車検証の「車両重量」を資機材を含めた重量に変更し、実態に合わせる手続きを進めており、7月末までに完了する見通しとなっている。


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2019年06月19日水曜日


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