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「にこにこベリー」栽培法学ぶ 農家ら参加し研修会 宮城・名取

試験栽培中のにこにこベリーを見学する参加者

 宮城県農業・園芸総合研究所(名取市)が開発し、今年11月に本格デビューする県産イチゴの新品種「にこにこベリー」の栽培研修会が18日、同研究所であり、イチゴ生産農家や農協担当者ら約60人が品種の特徴などを学んだ。
 研究所の高山詩織研究員は栽培ポイントとして、とちおとめなど他品種に比べて肥料を多めに投入することや、収量確保には株間を18〜25センチにすることなどを挙げた。他品種と同じハウスで栽培すると、温度が高すぎて草丈が伸び、花房が折れやすくなるなどの注意点も指摘した。
 参加者は研究所が試験栽培するにこにこベリーのハウスを見学。今年初めて約60アールで栽培する山元いちご農園(山元町)の岩佐隆社長(63)は「育てやすい品種だと思う。加工にも向く品種で可能性が広がる」と期待を込めた。
 にこにこベリーは今年11月〜2020年6月に出荷を迎える20年産から本格販売が始まる。同年産は亘理、山元両町を中心に81戸の農家が1万2550本の親株を購入。県は6ヘクタールで栽培し、390トンを生産する計画を立てている。


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2019年06月19日水曜日


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