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<ベガルタ>吉尾、名古屋と好相性 得点狙う

名古屋戦に向けた最終調整でロングボールをトラップする吉尾

 同じ轍(てつ)は踏まない。昨年のプレーオフ第1戦は湘南に0−3で完敗。第2戦は3−1で勝ったが、合計の得失点差で一歩及ばなかった。反省を踏まえ、渡辺監督は「少しでも先手を取りたい」と強調。攻撃のタクトを託すのは好調を維持する20歳の吉尾だ。
 名古屋との相性は良い。1日のリーグ戦では、長沢のポストプレーに素早く反応して先制ゴールを奪った。吉尾は「自信になったし、名古屋に良い印象はある」と語る。渡辺監督はその時に力を発揮した「4−5−1」の布陣で再び臨むことを明言。ワントップとの連係で今度もゴールを脅かす。
 15日の松本とのリーグ戦は13試合ぶりに出番がなかった。リーグ戦のアウェー初勝利を喜びながらも、2戦連続ゴール中だっただけに「すごく試合に出たかったし、点を決めたい気持ちもあった」と本音は隠さない。先発に21歳以下の選手が最低1人義務づけられるルヴァン杯では欠かせない戦力。「受け身にならず、1点でも多く取って仙台に戻れたら次につながる」と頼もしい。
 昨年は仙台を破った湘南が優勝を飾り、悔しさは一段と増した。「学んだことを次に生かさなければ何の意味もない」と渡辺監督。吉尾ら新戦力をフィットさせた変革の証しを示す絶好の機会だ。(斎藤雄一)


2019年06月19日水曜日


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