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三陸沿岸道避難路に 岩手・大槌の住民施設確認

避難場所となる三陸道の管理スペースを見学する地元住民

 三陸沿岸道を津波避難に活用しようと、22日に開通する釜石北(釜石市)−大槌(岩手県大槌町)インターチェンジ間で18日、地元住民による施設見学会があった。津波浸水想定区域に位置する大槌町大ケ口地区の住民約30人が経路や避難場所を確認した。
 大槌川沿いの大ケ口地区は避難に適した高台が少なく、三陸道への緊急避難を認めるよう町が管理者の国に要請。小鎚第2トンネル近くの電気室管理用スペース約350平方メートルを一時避難場所として利用することになった。
 住民は管理用通路を上り、標高18メートルの避難場所に到着した。大ケ口自主防災会の三浦与志男さん(72)は「住民を収容するスペースは十分で安心した。ただ、ここから次へどう避難するかが課題だ。避難経路は車いすが通りやすいよう舗装してほしい」と話した。
 町は今後、管理用スペースに防災備蓄倉庫を設置する。田中恭悦町危機管理室長は「円滑に避難できるよう住民や国と連携して仕組みを整えたい」と話した。


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2019年06月19日水曜日


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