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<新潟震度6強>夜半の揺れ住民恐々、避難所不安な一夜

揺れによって倒れたとみられるブロック塀=19日午前1時ごろ、酒田市亀ケ崎

 震度6弱を観測するなど強い地震に見舞われた山形県では18日、避難所に身を寄せた住民が不安な一夜を過ごした。各地で停電が発生したり、東北新幹線が一時運転を見合わせたりと、東北の広い範囲で影響が広がった。
 震度5弱を観測した酒田市では午後11時、市が災害対策本部会議を開いた。市によると、市役所やホテルなど約20カ所に500〜600人が避難。けが人や家屋の損壊はなく、ブロック塀の倒壊が数件確認された。停電は200戸程度で発生した。
 市から東北地方整備局に入った連絡によると、市内でブロック塀が2〜3カ所倒壊している。
 市役所7階に開設された避難所には続々と住民が避難。午後11時半すぎには約100人にまで増え、市は3階会議室も避難者に開放した。
 避難所では家族連れなどが不安な様子でテレビを眺めた。60代の自営業女性は「停電で真っ暗になり、はって玄関に出た。防災ラジオで避難を呼び掛けていたので念のため避難した」と話した。70代主婦は「1人暮らしなので近所で声を掛け合って避難した。こんなに揺れたのは東日本大震災以来だ」と話した。
 市内の自宅にいた70代主婦は「いきなりドンと大きな音がしてガタガタ揺れ、隣室の机の下に逃げた。陶器の人形が倒れて壊れたくらいで、大きな被害がなくて良かった」と話した。
 震度6弱を観測した鶴岡市によると、市内5700戸で停電が発生した。住宅損壊や人的被害はないが、漏水や落石が数カ所で発生しているという。
 同市本町の居酒屋「たかもり」の店主高田研一さん(64)は営業中に揺れを感じた。客の1人が「地震だ」と声を上げ、店内で揺れが収まるのを待った。
 20秒ほどの横揺れの間、高田さんは「落ち着いてください」と客に声を掛けた。店内の掛け時計が落ちたが、大きな被害はなく、全員無事だったという。高田さんは「突然の揺れで驚いた。お客さんにけががなくて良かった」と話した。


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2019年06月19日水曜日


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