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<仙台市議選>学生グループが提言書 学都仙台課を設置、起業しやすい街に

提言書を発表する佐藤代表(中央)ら未来会議の学生たち

 仙台市議選(8月16日告示、25日投開票)を前に、学生グループ「せんだい未来会議」は19日、若者が描く理想の都市像や政策をまとめた「仙台若者ビジョン提言書」を発表した。市役所に「学都仙台課」を設置し、学生のまちづくり参画を促進するユニークな提案を盛り込んだ。市議会各会派や立候補予定者に手渡し、市政を巡る論戦に若者の意見を反映してもらう。
 提言書はA4判43ページ。基本理念に「若者世代に選ばれる仙台」を据え、20年後の理想像や「起業しやすい都市の実現」など五つの戦略を掲げ、子ども、教育、経済・産業など11分野の課題と解決策を提示した。
 中学生が安心して学校生活を送れるように、教師がチームを組んで生徒に向き合う「全員担任制」を導入する。いじめ防止対策の効果を上げるため、教職員のいじめ対応研修を保護者や地域住民に可視化する。
 市長の諮問機関「仙台市若者会議」を設置し、若者が予算の使い道を考えるなど政策形成に参画する。防災・減災では「防災アプリ仙台」を開発し、災害時の安否確認や避難所開設を知らせる仕組みを構築する。
 未来会議は、東北大や東北福祉大の学生ら約10人が昨年11月に創設した。今年3月からJR仙台駅周辺で10〜30代の声を集め、提言書づくりに着手。5月にはワークショップを開催し、提案する政策を練った。
 提言書は郡和子市長にも提出する。代表の東北福祉大3年佐藤柊(しゅう)さん(20)は「若者の意見が市議選の公約に反映されるよう提言していくが、選挙後も引き続き市長や議員には政策を訴えていきたい」と語った。


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2019年06月20日木曜日


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