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<J3盛岡>J脱退回避へスタジアム整備を 岩手県に要望書

要望書を手渡す宮野社長(左)

 本拠地の競技場に照明設備がないため、クラブライセンス剥奪の危機に直面しているサッカーJ3盛岡が19日、Jリーグ基準を満たすスタジアム整備を求めて岩手県に要望書と14万人分の署名を提出した。
 菊池利三監督、クラブ運営会社の宮野聡社長、県サッカー協会の佐藤訓文会長が県庁を訪れた。菊池哲県文化スポーツ部長は「これだけの署名は県民に愛されている証拠。盛岡市と連携して検討したい」と話した。
 Jリーグは2016年にスタジアム基準を改正。22年6月までに一定の基準を満たした照明設備の整備を求めた。期限までに整備されない場合は、リーグを脱退しなければならない。しかし県内には、盛岡が本拠地とする市の「いわぎんスタジアム」をはじめ、基準を満たす競技場が一カ所もない。
 加えてJ2昇格を目指すには、さらなるスタジアム基準が立ちはだかる。いわぎんスタジアムは客席4938。J2の本拠地は1万人以上の収容力が求められる。
 宮野社長は「当面は照明設備の設置を目指す」と説明。整備費を5億〜10億円と見積もり「行政の負担を減らせるよう、寄付やふるさと納税の活用も考えたい」と話した。盛岡市にも21日に要望書を提出する。


2019年06月20日木曜日


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