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<新潟・山形地震>余震の不安消えず 一夜明け惨状に肩落とす

避難所で一夜を明かし、自宅へ戻る住民たち=19日午前4時15分ごろ、鶴岡市湯温海の市温海温泉林業センター

 新潟・山形地震で強い揺れに見舞われた鶴岡市。避難所の一つとなった市温海温泉林業センターには、最大で約300人の住民が身を寄せた。
 2人の孫と一緒に避難した自営業三浦美恵さん(66)は一夜明けた19日早朝、荷物を取りにいったん自宅に戻った。屋根瓦が落ち、外れたガラス戸は砕け散っていた。「片付けが大変だ」と肩を落とした。
 「『ガーン』という強い揺れが来て緊急地震速報も間に合わなかった」。無職本間とし子さん(72)は、100歳を超える義母らとセンターに避難した。
 本間さんは「今後1週間ほどは強い地震への警戒が必要とのことなので、着替えなどを入れたリュックサックと寝袋をそばに置いて生活したい」と語った。
 避難所以外に自主避難した市民もいた。市内の斎藤千恵子さん(54)は娘と近隣住民の車で内陸部に移動し、車中で夜を過ごした。
 経営する食堂は食器や調理器具、食材が床一面に散乱した。「どこから手を付ければいいのか」。斎藤さんがため息をついた。


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2019年06月20日木曜日


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