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<仙台大サッカー部>10年連続プロ輩出 MF松尾J2横浜FC内定、充実の練習環境効果

横浜FCへの加入が内定し、仙台大サッカー部の仲間と喜ぶ松尾(前列中央)。右隣は吉井監督

 仙台大サッカー部が10年連続でプロ選手を輩出した。4年のMF松尾佑介(21)がJ2横浜FCに来季加入が内定し、15人目となる。大学関係者は「プロ入りは部全体の励みになる。今後も続いてほしい」と話す。
 サッカー部は部員約190人。東北地区大学リーグ戦では9年連続無敗記録を継続中で、今年は天皇杯全国選手権に県代表として4年ぶりに出場を決めた。7月10日、2回戦に挑む。
 松尾のJリーグ入りが決まり、2010年度に卒業し、南米ウルグアイのCAボストンリバーに入団した和泉隼(はやと)さん(31)=現在は引退=以来、10年連続でプロ選手が誕生することになった。吉井秀邦監督(46)は「育成方針として、プロなども含め、選手がどう羽ばたけるかを大事にしている。10年連続でプロを送り出せたことは非常に良かった」と話す。
 吉井監督は10年に就任。J1ベガルタ仙台と提携し、トップコーチの派遣を受けるなど、選手の育成強化のため、プロの力を導入した。「質の高い練習ができている」と効果を強調する。
 昨年から部活動に週休2日を取り入れ、選手の自主性を大事にした。松尾も「筋トレなど自分に合った練習ができ、一年間戦える体力をつくることができた」と振り返る。
 全体の底上げも図られた。チームは4月、10年以降年間2〜5回対戦しているJ2モンテディオ山形との練習試合で、創部以来初めて勝利を挙げた。
 吉井監督は「仙台大はグラウンドや施設といったハード面が充実しているだけでなく、ソフト面でも支援を得て、うまく機能している。今後もプロ選手だけでなく、日本代表になるような選手を育てたい」と意気込みを語った。


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2019年06月21日金曜日


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