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香取慎吾さん、ロケ地塩釜に感謝 「凪待ち」試写会 28日全国公開

試写会で映画をPRする白石監督(中央左)と主演の香取=塩釜水産物仲卸市場

 宮城県石巻市が舞台の中心となった映画「凪(なぎ)待ち」が28日、全国公開される。それに先立ち13日、ロケ地の一つとなった塩釜市の塩釜水産物仲卸市場で試写会が開かれ、白石和弥監督と主演の香取慎吾が作品の完成を報告した。
 ギャンブルにのめり込むろくでなしの男、木野本郁男(香取)が、恋人の故郷石巻で人生をやり直そうとした直後、事件に巻き込まれる。「喪失と再生」がテーマのヒューマンサスペンスだ。
 撮影は昨年6月から約1カ月の間、石巻市や塩釜市、宮城県女川町などで行われた。東日本大震災の津波被害から立ち直ろうとする被災地の姿と、苦しみながらも「再生」を目指す登場人物らを重ね合わせたかったという。
 塩釜水産物仲卸市場はロケが始まった場所。試写会のあいさつで香取は「初日からすんなりと郁男を演じられたのは、みなさんのおかげ」と感謝しながら、「新しい道を歩み始めて1年半の中で初めての映画。力んでしまう部分もあったが、素晴らしい監督に出会えた作品。一人でも多くの人に見てほしい」とPRした。
 「凶悪」(2013年)や「麻雀放浪記2020」(19年)など話題作を手掛けてきた白石監督は「今までで一番優しい映画になった。被災地の方々、そして多くの悲しい思いをした全ての人の心に『凪』が訪れろという思いです」と話した。
 上映時間は2時間4分。出演は他に西田尚美、リリー・フランキー、恒松祐里ら。撮影には石巻市やせんだい・宮城フィルムコミッションなどが協力した。宮城県内では、仙台市青葉区のTOHOシネマズ仙台と石巻市のイオンシネマ石巻で上映される。


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2019年06月21日金曜日


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