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<地上イージス>反対請願は賛否同数で継続審査

イージス・アショアの候補地となっている秋田市の陸上自衛隊新屋演習場。上方は市街地=2018年7月

 秋田市議会6月定例会は20日、常任委員会を開き、同市の陸上自衛隊新屋演習場への地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備反対決議を求める請願・陳情計7件を総務委員会で審議した結果、いずれも賛否同数による委員長裁決で継続審査とした。28日の本会議で正式に決まる見通し。
 請願・陳情の採択に賛成する会派の議員は「なぜ新屋なのかという疑問は払拭(ふっしょく)されておらず、(採択は)新屋ありきの国への厳しい姿勢になる」と訴えた。
 最大会派の秋水会は防衛省の報告書の数値ミスに触れ、「防衛省から再度説明を受けた上で是非を判断するとの市長の意見を尊重したい」と継続審査を主張。公明党も「防衛省は現地を確認せず、ずさんな結果が発覚した。われわれも現地を見ての検討が必要」などとして継続審査を求めた。
 演習場周辺の16町内会でつくる新屋勝平地区振興会の佐藤毅事務局長(71)は傍聴後の取材に対し、「数値ミスなどがあっても新屋が適地という防衛省の姿勢は変わっていない。なぜ継続審査が必要なのか」と歯がゆさをにじませた。
 穂積志市長にイージス配備反対の態度表明を求める請願も審議され、賛成少数で不採択となった。


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2019年06月21日金曜日


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