宮城のニュース

<いぎなり仙台>「逸店」探すべ![13]木綿豆腐、濃厚で滑らか/すまいる作業所(泉区)

売れ筋の木綿豆腐(手前)。豆乳やクッキーも販売している
濃厚な味わいの木綿豆腐を製造販売する「すまいる作業所」

 仙台市泉区の障害者就労支援施設「すまいる作業所」は、1日約200丁を販売する手作りの木綿豆腐(220円)が人気だ。
 大豆は全量、宮城県産を使う。製造工程を工夫し、濃厚で滑らかな舌触りに仕上げる。湯気と大豆の香りに包まれる工場では知的障害などがある20人が豆乳を搾ったり、豆腐をパックに詰めたりする作業に励む。
 「調理器具をきれいに洗うのが楽しい」。利用者の男性(34)は仲間と共に働く喜びをかみしめる。
 施設はNPO法人コスモスクラブ(仙台市)が運営。施設長の佐藤和則さん(69)、理事長の智香子さん(67)夫妻が中心となり、2003年に開所した。
 長男(33)に障害があることなどから「障害の程度に応じて働ける場所をつくりたかった」と佐藤さん夫妻。評判は口コミで広がり、市内の飲食店やスーパーに納めるまでになった。
 和則さんは「福祉施設だから仕方ない、ではいけない。障害者と一緒に、豆腐屋として味を追求していきたい」と話す。(藤沢和久)

[すまいる作業所]仙台市泉区南光台東3の11の35。午前10時〜午後5時(なくなり次第終了)。日、月曜定休。木綿豆腐、寄せ豆腐、おからクッキー各220円。油揚げ(2枚)110円。みやぎ生協の一部店舗でも販売。駐車場あり。連絡先022(773)8610。


2019年06月22日土曜日


先頭に戻る