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<八村塁>NBA1巡目9位指名 快挙 宮城も歓喜 恩師ら活躍期待

バスケットボールの全国高校選抜優勝大会で3連覇を果たし、コート上で喜びを爆発させる八村(右)ら明成の選手=2015年12月29日、東京体育館
記者の質問に答える明成高の佐藤監督=21日午後、仙台市

 宮城で腕を磨いた若者が世界最高峰のリーグに挑む。米ニューヨークで20日(日本時間21日)にあった米プロバスケットボールNBAドラフト会議で、宮城・明成高出身の八村塁(21)が日本人として初めて1巡目で指名された。高校時代を知る恩師らは快挙を喜ぶとともに、今後の活躍を願った。

 「まさか全体9位なんて」。明成高の佐藤久夫監督(69)は高い評価に驚きの表情を浮かべた。ドラフト終了後に電話をもらい、思わず涙を流してしまったという。
 八村は富山市の中学校を卒業後、仙台高などで全国高校選抜優勝大会を3度制した名将の下でプレーしようと宮城へ来た。
 入学直後は控えめな性格が目に付き「ハングリーになれ」と説き続けた。2年になるとチームの大黒柱に成長。「つまずけばつまずくほど努力を惜しまなかった」と振り返る。
 在学中は全国高校選抜優勝大会3連覇を果たした。「(八村)塁と出会えて幸せな3年間だった。体を壊さず頑張ってほしい」とエールを送った。
 高校時代に外部コーチとして指導した仙台大の高橋陽介准教授(39)は、ゴンザガ大進学後も支えた。最初は英語が不得手で監督との意思疎通もままならなかった八村を、メールで励まし続けた。
 「1年ごとにステップアップして中心選手に育っていった」と高橋准教授。4月のNBA挑戦表明後は「一人の大人としてやっていく」とメッセージが届いた。「大変なときも笑顔で頑張っていた。周囲にいい影響を与えられる選手になってほしい」と願った。
 Bリーグ2部仙台の白戸大聖選手(24)は、明成高で2学年上の先輩として一緒にプレーした。「最初からタメ口交じりで生意気だったけど、かわいらしくて憎めないやつだった」と懐かしむ。「あいつならNBAでもできる。頂点を極めてほしい」と話した。


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2019年06月22日土曜日


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