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<楽天>ブセニッツまさか 初のサヨナラ打 大和に喫す

サヨナラ負けを喫し、引き揚げるブセニッツ(左)ら東北楽天ナイン。右端は辛島

 予想外の結末に、東北楽天ファンの悲鳴が響いた。試合前まで防御率0.60と安定していたブセニッツが九回、初のサヨナラ打を許した。「信頼して送り出しているので仕方ない」。平石監督は声を振り絞った。
 2−2の九回2死二塁。迎えたのは、19日の日本ハム戦でサヨナラ打を放った大和だ。2ボール1ストライクからの155キロの直球が、外寄りに甘く入った。鋭く捉えられた打球は右翼へ。前進守備のブラッシュの頭上を越え、二走が大歓声の中悠々と本塁を踏んだ。
 「投げているボールの感覚は良かった」とブセニッツは言う。この日も直球は150キロ超を連発し、最速は156キロ。九回先頭の4番筒香も、4球全て直球で空振り三振に仕留めた。
 悔やまれるのは筒香の直後の宮崎の場面。追い込んでから、2球続けたカットボールが外れて四球に。代走石川はロペスの二ゴロで二塁に進み、結果的に決勝の走者となった。「ボールが良くても、あの緊迫した場面で四球を出してしまったのが(敗因の)全て」と自戒した。
 「きょうはカットボールが良くなかったが、これまでよく抑えてくれていた。打たれたからといって責められない」と森山投手コーチ。平石監督も「打線が同点に追い付く粘りを見せられたのが良かった。気持ちを切り替えて次戦に臨みたい」と必死に前を向いた。
(狭間優作)


2019年06月22日土曜日


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