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<避難解除>営業再開 列をなす 南相馬・小高のダイユーエイト

地元住民でにぎわうダイユーエイト小高店

 東日本大震災の津波で被災し、東京電力福島第1原発事故で休業していた南相馬市小高区のホームセンターが21日、8年3カ月ぶりに営業を再開し、原発事故に伴う避難指示の解除後に帰還した住民らで早速にぎわった。復旧工事従事者らのために弁当やパンなどを充実させた。
 営業再開したのは国道6号に近いダイユーエイト小高店(売り場面積約3300平方メートル)。列をなした約200人が午前9時の開店と同時に一斉に入店し、日用品や農作業用具などを買い求めた。
 2016年7月の避難指示解除とともに戻った横田方子さん(80)は、家庭菜園用の除草剤などをかごに入れた。「震災前はしょっちゅう来ていた。懐かしいし、うれしい。(15キロほど離れた)原町区まで行かなくて済む」と話した。
 小高店が初任地だったという吉井祐一店長(39)は「店には思い入れが強い。戻った住民を支え、さらに帰還する人が増えるようお手伝いしたい」と語った。
 小高区の居住人口は3578(5月末現在)。震災前は1万2842人が暮らしていた。


2019年06月22日土曜日


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