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<荒町商店街>台湾の高校生ら30人と交流会 ゲストハウスでおもてなし

出来上がったたこ焼きに興味津々の台湾の生徒たち

 仙台市若林区のゲストハウス「Hostel KIKO(ホステル キコ)」で、台湾から野球の交流試合のため訪れていた高校生ら30人と、同区の荒町商店街の関係者らによる交流会があった。
 台湾中部、彰化県の彰化芸術高級中学の野球部は、台湾で16強に入る強豪校。姉妹校の東北高野球部との交流試合を兼ねた教育旅行で、部員15人とコーチらが来日した。キコには15日から7日間滞在し、21日に帰国した。
 交流会は18日に開催され、企画したキコの斎藤一郎代表(51)は「台湾の方々に感謝を伝えたかった」と話す。東日本大震災で東松島市の実家が被災。台湾をはじめ海外から多くの支援を受けたことで「東北と世界をつなぎたい」と昨年、ゲストハウスを開いた。
 彰化芸術高級中学の教育旅行を担当したヒロキインターナショナル(台北市)の山口広輝社長(33)と、斎藤代表が知人だった縁もあり、交流会の開催が決まった。斎藤代表は「一緒にもてなそう」と商店街に声を掛けた。
 会では荒町商店街の「佐藤麹(こうじ)味噌(みそ)醤油(しょうゆ)店」のみそを使った豚汁、弁当屋「みつわや」の唐揚げ、スタッフが腕を振るったカレー、たこ焼きなどが並んだ。食べ盛りの生徒たちの箸は進み、20合の白米はあっという間になくなった。
 野球部主将の梁詠竣さん(18)ら生徒たちは「今日は家族みたいな雰囲気で楽しい」と笑顔を見せ、商店街の住民らとの交流を深めていた。
 一行は被災地の名取市や女川町も訪れ、津波の映像を見たり、震災後に誕生した商店街で買い物をしたりした。


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2019年06月23日日曜日


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