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いしのまき復興マラソン開幕 初日、ウオーキングの部出場180人が被災地の今を実感

津波火災に見舞われた旧門脇小の前を通過する出場者=22日、石巻市

 東日本大震災の発生から9年目の被災地を舞台にした第5回いしのまき復興マラソン(石巻市、市体協、河北新報社など主催)が22日開幕し、ウオーキング・ノルディックウオーキングの部が石巻市の旧北上川河口周辺で実施された。
 8キロのコースに約180人が出場した。同市中瀬の石ノ森萬画館を出発し、津波で甚大な被害を受けた湊町、南浜町、門脇町などを経由。休憩を挟み約2時間をかけ、市かわまち交流センターにゴールした。
 愛知県扶桑町から訪れた会社員水野博芳さん(63)は「この大会をきっかけに初めて被災地を訪れた。大川小にも足を運び、報道だけでは分からない津波の恐ろしさを知ることができた」と話した。
 宮城県丸森町から初参加した団体職員谷津恵美さん(58)は「震災発生の年以来、8年ぶりに石巻を訪れた。大きく変わったが、あちこちで工事が続いており、復興にはまだ時間がかかると感じた」と語った。
 市総合運動公園ではこの日、大会ゲストランナー谷川真理さんによるランニング教室が開かれた。
 大会は23日、市総合運動公園を発着点にハーフなどマラソン競技が行われる。


2019年06月23日日曜日


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