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ザンビアの農業技術向上 丸森・派遣の町民が3年の成果報告

短期専門家として派遣された住民がザンビアでの活動を報告した

 宮城県丸森町耕野地区の住民自治組織「耕野振興会」によるアフリカ・ザンビアへの農業技術協力プロジェクトが2018年度末で3年の実施期間を終え、同町の国民宿舎あぶくま荘で22日、成果報告会があった。町民やザンビア大使館の幹部ら約50人が出席し、農業講習を通じた交流を振り返った。

 国際協力機構(JICA)東北センターと耕野振興会が主催。短期専門家としてザンビアに派遣された町民が、活動を紹介した。現地の農家からは「多様な作物を栽培、加工して収入が増えた」「病気がちな家族が栄養を取り元気になった」との声があったという。
 プロジェクトマネジャーの養蜂業石塚武夫さん(47)は「ザンビアへ提供できるアイデアを地域で出し合い、つながりを継続したい」と話した。
 耕野地区で学び、養蜂に取り組むロドリック・デオン・チクンビさん(38)は「養蜂家として成功し、ザンビアでの活動を丸森の人たちに見てもらうのが目標だ」と語った。
 プロジェクトは、JICAの草の根技術協力事業に基づく。3年間で短期専門家ら延べ14人がザンビアを訪ね、新たな作物の栽培や加工、調理法などを農家に指導した。ザンビアから18人の研修生も受け入れた。


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2019年06月24日月曜日


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