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<いしのまき復興マラソン>温州市の選手団4度目の参加 走る日中交流息長く

友好都市の中国・温州市から参加したランナーたち=宮城県石巻市の市総合運動公園

 石巻市で23日開かれた第5回いしのまき復興マラソン(石巻市、市体育協会、河北新報社など主催)に、友好都市の中国・温州市から4人の選手団が訪れた。今年は友好都市締結35年の節目の年。両市で盛んな水産業を通して育まれた友情は東日本大震災の復興支援、マラソン交流へと広がり、さらに深みを増した。

 温州市の選手団派遣は4回目。ハーフの部に出場し、沿道の声援を受けながらコースを駆け抜けた。
 錢〓贇(せんばいいん)さん(55)は温州マラソン協会の会長を務め、地元の大会運営に携わる。「石巻市民の応援は心がこもっていて情熱的。ランナーの自信につながる」と感激した様子。「部門ごとのコースの分け方など参考になる点がたくさんあった」と意欲的だった。
 選手団長の黄玉梅(こうぎょくばい)さん(30)は女性30歳代の部で4位入賞を果たした。「コース沿いの景色がきれいだった」と石巻の印象を語る。
 レース中は予期せぬ出来事も。14キロすぎで倒れていた女性選手を発見した。「大会には医療体制の整備が重要と感じた。彼女が無事であってほしい」と願った。
 両市は経済分野の交流をきっかけに友好都市を結んだ。震災では温州市や同市の市民団体が義援金を送り、復興を応援した。
 温州市はマラソン人気が高い土地柄という。錢さんは「マラソンを通じて石巻との交流をより深め、幅広い分野で交流人口を増やしていきたい」と両市の将来を展望した。


(注)ゲタは王へんに「牧」の旁


2019年06月24日月曜日


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