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<福島市議選告示>県都決戦、参院選の前哨戦?

市議選の選挙ポスター掲示場と、来る参院選用の掲示場が並ぶ=福島市内

 23日に告示された福島市議選は、7月4日公示、21日投開票が有力な参院選直前の大型地方選となる。福島県の県庁所在市で繰り広げられる決戦は、与野党が相打つ参院選福島選挙区(改選数1)の前哨戦となるのかどうか。

 市議選初日、ある現職は午前から選挙カーに乗り込んだ。「1日目は各地を遊説せずに地盤を隅々まで回りたい」。第一声には、福島選挙区の自民現職森雅子氏(54)が駆け付けた。
 森氏陣営は今回、市議選の自民系候補と連動する作戦を練る。関係者は「本人同士の調整がつけば一緒に街頭演説したい」と言う。
 3期目が懸かる参院選は地盤の浜通り地方で一定の集票を見込む一方、無所属新人の水野さち子氏(57)が地盤とする会津地方では苦戦も予想する。
 陣営は福島市がある中通り地方が草刈り場になるとみて「前哨戦の県都決戦で完勝し、勢いを参院選につなげたい」と話す。
 福島選挙区は、東北の6選挙区でいち早く野党共闘が成立した。福島市内で19日にあった水野氏の総決起集会。統一候補の擁立に動いた立憲民主、国民民主、社民各党の公認・推薦で福島市議選に出る現職と新人ら計8人も登壇した。
 このうち社民は市議選の候補に、個人演説会などで国政と地方政治の連動の必要性を強調させる。「地方分権の流れとはいえ、国と連動しなければ政治は変えられない」と県議の一人は説明する。
 陣営からは「市議選の各候補は自分の選挙が終わるまで参院選に本腰を入れられない」「事情は与党も同じだから仕方ない」との本音も漏れる。


2019年06月24日月曜日


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