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<東日本大震災>ボウサイ、宮城で学ぶ 米ポートランド州立大生が被災地訪れ交流

被災者(右)から津波の被害や復興の状況を聞く学生ら

 東日本大震災の被災地で災害への備えを学ぼうと、米オレゴン州にあるポートランド州立大の学生らが23日、仙台市を訪れた。宮城県内の被災地を視察する東北学習ツアーの一環で、被災した住民らと交流を深めながら、27日まで震災や津波発生時の状況や復興への心構えを教わる。
 学生や教員ら13人が宮城野区蒲生の南蒲生集会所であった住民との交流会に参加した。震災当時の状況や、町内会をはじめ地域コミュニティーが復興に大きな役割を果たしたことなど、被災者の体験談に耳を傾けた。
 大学院で都市計画を学ぶジョセフ・メイヤーズさん(32)は「自分の街も地震の被害を受ける可能性が高い。震災の被災地の状況を自分の目で確かめ、復興に携わった人の話を聞きたい」と話した。
 一行は石巻、気仙沼の両市も訪れる予定。同州立大の東北学習ツアーは2017年に始まり、今回で3回目となる。
 関係者によると、大学があるオレゴン州ではおおむね200年周期で大地震と津波の記録があるが、直近300年は発生していない。近い将来大地震が起きると予想されているため、同州立大が災害とコミュニティーの役割などを研究しているという。


2019年06月25日火曜日


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