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<陸前高田市>情報公開で手数料徴収 市議の慎重意見続々

 岩手県の陸前高田市議会6月定例会は24日、予算特別委員会を開き、当局が提出した行政文書の開示請求に手数料を課す情報公開条例改正案を審議した。委員からは「市民の知る権利は非常に重い」など条例改正に慎重な意見が相次いだ。
 改正案は、開示請求1件につき一律300円と開示文書1枚当たり10円(カラーは50円)を手数料として徴収する内容。
 市は「特定の人物が複数の請求をしており、公平性の観点から負担は必要。大量請求では開示文書の絞り込みを求めたが、応じてもらえなかったこともある」と理解を求めた。
 委員は「開示文書を特定する手法に改善が必要」「閲覧は原本の公開が原則。文書1枚ごとに手数料を取るのはどうか」「手数料を取る前に市民と情報公開の在り方を模索すべきだ」と指摘した。
 戸羽太市長は「大量請求に職員が悲鳴を上げている現実を知ってもらう機会と考え提案した」と説明。「陸前高田市が手数料の徴収を決めたら、他の自治体でも議論が出てくると思う」と述べた。


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2019年06月25日火曜日


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