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<イチゴ就農>志願の8人が入校式 経営ノウハウも学ぶ 山元の生産法人、研修4期目 

入校式で岩佐社長(左)のあいさつを聞く研修生ら

 「ミガキイチゴ」のブランドで知られる農業生産法人GRA(山元町)は25日、新規就農支援研修の入校式を開いた。4期目の今年は過去最多となる県内外の男女8人が参加し、イチゴ農家を目指す。情報通信技術(ICT)を活用した最先端の生産や経営の手法を1年間かけて身に付ける。
 GRAのイチゴハウスであった式には、8人のうち6人が出席。岩佐大輝社長は東日本大震災からの復興のために同社を設立した経緯を説明。「農業は地域の資源と共に営むビジネス。地域貢献の視点がなければ成功しない」と述べた。
 研修は7月に開始。座学と実地研修で計1200時間を受講し、イチゴの生理生態から簿記、農業経営まで習得する。研修用ハウスで肥料などの環境制御システムを学び、苗植え、栽培管理、収穫を実践する。
 仙台市の専門学校教員から転職する伊藤健司さん(48)は「人生百年時代を見据え、第2ステージは人を育てる仕事からモノをつくる仕事に挑戦した」と意気込んだ。
 八戸学院大(八戸市)を中退して挑む下坪郁宗(ふみひろ)さん(20)は2年間の研修を予定。「短期間で会社を成長させた岩佐社長の手腕と信念にひかれ、飛び込む決意をした。不安より楽しみが大きい」と目を輝かせる。
 GRAの就農支援事業では、これまで研修を終えた12人がイチゴ農家となり、4人が山元町内で営農している。独立後もGRAの支援を受けることができる。


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2019年06月26日水曜日


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