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<サポセン>仙台の市民力、先進性振り返る 開館20年、30日イベント「活動知るきっかけに」

開館20年となる仙台市市民活動サポートセンター=青葉区一番町

 仙台市市民活動サポートセンター(青葉区)は1999年の開館から20年となる30日、記念イベント「超!マチノワ」をセンターで開く。市民活動の歩みや現在の取り組みを学ぶシンポジウム、センターを利用するNPOなどによる多彩な企画を通じ、全国をリードする「市民力」を紹介する。
 シンポジウム「『脱スパイクタイヤ運動』から考える市民協働」は、1980年代に仙台を舞台に展開され、市民活動の始まりとも言われる運動を振り返る。
 元河北新報社常務で前ベガルタ仙台社長の西川善久氏、大阪市立大特別研究員の菅野拓氏をゲストに、当時運動に関わった市民も交え、冬タイヤの粉じん公害に端を発し、国を動かした市民活動の意義を考える。
 「NPOと政策形成のこれから〜震災後のNPOに学ぶ」は、暮らしの困り事を基に自治体に政策を提言するNPOの活動が、東日本大震災を機に広がりを見せる背景を掘り下げる。
 利用団体の企画は五つ。スポーツボランティアの説明会、働く人が職場の悩みを共有する座談会、防災カードゲームのクロスロード体験、犯罪加害者家族を支援するNPO法人の講演会などが開かれる。
 サポセンは1999年6月30日、全国初の公設民営の市民活動支援施設として青葉区本町に開館。2006年に現在地の青葉区一番町に移った。開館以来、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンターが指定管理を担う。18年度までに約900団体が利用し、来館者は100万人を突破した。
 太田貴センター長は「震災以降、学生団体の利用が増えている。市民活動を知らない人はまだ多く、今回のイベントが市民活動を知るきっかけになればいい」と期待する。
 イベントは午前9時半から。入場無料。一部企画は事前申し込みが必要。午後4時からは参加費500円で超!交流会も開催する。連絡先はサポセン022(212)3010。


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2019年06月26日水曜日


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