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<陸前高田市>情報公開条例改正案、審議未了で廃案へ

 6月定例陸前高田市議会の予算特別委員会は25日、市が提出した行政文書の開示請求に手数料を課す情報公開条例改正案について継続審査とした。27日の本会議で採決する。議会は9月10日が任期満了となるため、改正案は審議未了で廃案になる見通しだ。
 改正案は、開示請求1件につき一律300円と文書1枚当たり10円(カラーは50円)を手数料として徴収する内容。市は、近年請求件数が増加して職員の事務負担が増しているとして理解を求めていた。
 予算特別委では委員が継続審査の動議を提出した。「開示請求のハードルを高くすることに納得できない。一方で市職員が苦慮している事態が明らかになり、拙速に決めるべきではない」と述べ、採決の結果、賛成多数で動議を可決した。
 戸羽太市長は予算特別委終了後、廃案となった場合には改正案を再提出しない考えを表明。「議論を通じて市民にも一定程度、現状を分かってもらえた。どうやったら職員の負担が減らせるか考えたい」と話した。


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2019年06月26日水曜日


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