秋田のニュース

<地上イージス>反対請願を採択 能代市議会、県内で初

 陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への「イージス・アショア」配備計画について、能代市議会は25日の6月定例会本会議で撤回の意思を示すよう求めた請願を賛成多数で採択した。秋田県内の市町村議会でイージス・アショアに関する請願採択は初めて。
 採決に先立ち、会派「平成・公明党」の議員が「防衛省が再度、説明した後に事実を確認してから判断すべきだ」として、継続審査を求める動議を提出したが否決された。
 閉会後の取材に渡辺優子議長は「議会の判断は重い」と語る一方、「県の姿勢が示されておらず、状況によっては議論が続くのではないか」との認識を示した。
 請願は「住宅密集地に隣接してミサイル基地を配備すること自体、あり得ない。地方議会は、地域住民が反対表明した事実を重く受け止めて態度を明らかにすべきだ」とする内容。能代地方平和運動推進労組会議が2月に提出し、3月定例会では継続審査とされた。
 会派「希望」の菅原隆文市議は3月の継続審査の立場から転じ、今回は賛成に回った。防衛省が5月末に公表した調査報告書に重大ミスがあったことを踏まえ、「判断の基礎になる調査報告に間違いがあるのは言語道断。調査そのものが県民の信頼性を損なった。計画実行は認められない」と話した。


関連ページ: 秋田 政治・行政

2019年06月26日水曜日


先頭に戻る