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「AR・VRで往時を体感」 胆沢城跡歴史公園、29日開園 奥州

完成した胆沢城跡歴史公園

 岩手県奥州市水沢の国史跡「胆沢城跡」に、外郭の一部などを復元した胆沢城跡歴史公園が完成して29日、開園する。中央政権の征夷大将軍坂上田村麻呂が802年に築き、蝦夷(えみし)の英雄アテルイが投降した歴史的舞台で、開園当日は2人にスポットを当てた開園イベントがある。
 外郭南門周辺の1万3500平方メートルを市が国庫補助を受けて4億5800万円で整備した。全長15.0メートル、高さ5.4メートル、厚さ2.4メートルの塀2基を復元。政庁に通じる南大路や城内を流れる水路、南門の柱跡を造営し、往時をしのぶ。スマートフォンを使った拡張現実(AR)や仮想現実(VR)で胆沢城を体感し、坂上田村麻呂やアテルイと記念撮影することもできる。
 開園イベントは午前7時から。胆沢城跡を見下ろす熱気球搭乗体験のほか、岩手県陸前高田市出身の俳優村上弘明さんによるアテルイをテーマにした一人芝居とトークショーがある。
 隣接する市埋蔵文化財調査センターでは、蝦夷やアテルイ、胆沢城関連の資料を常設展示している。火曜休館。開園イベントの連絡先は市歴史遺産課0197(34)1316。


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2019年06月27日木曜日


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