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<参院選宮城>対決ムード一気 1議席の争い、結束訴え

立候補予定者の決意表明を聞き、拍手する支持者ら

 通常国会閉会から一夜明けた27日、参院選(7月4日公示、21日投開票)宮城選挙区に立候補を予定する自民党現職愛知治郎氏(50)、野党統一候補で立憲民主党新人石垣のり子氏(44)の2人は党関係の会合などに出席し、決戦に向け闘志をみなぎらせた。両陣営は結束を誓い、1議席を争う対決ムードは高まった。
 愛知氏は同日夜、仙台市青葉区のホテルであった党県連主催の政経セミナーに出席。講師として招かれた菅義偉官房長官と壇上で固い握手を交わし、与党色を前面に押し出した。
 菅氏は「財務副大臣として宮城のため、東北のために大変な努力をして復興に尽力した」と強調。「宮城は大接戦だ。支援の輪を広げてほしい」と呼び掛けると、会場を埋めた約2500人から大きな拍手が沸き起こった。
 愛知氏は「この国を担えるのは自公だ」と切り出し、政権の安定性をアピール。「万が一にも敗れれば政治、経済は混乱に陥る。政権維持に向けた全身全霊の戦いを支えてほしい」と力を込めた。
 石垣氏はほぼ同時刻、自民のセミナー会場から程近い同区のホテルで、立民県連顧問の無所属安住淳氏(衆院宮城5区)の後援会会合に出席。参加者約200人と共に戦いに向けて気勢を上げた。
 安住氏は老後資金問題に触れ「2000万円の不足でなく、おごる政治が問題だ」と批判。愛知氏が政治家一家であることを当てこすり、「世襲議員ではなく新鮮な感覚の人を押し上げよう」と呼び掛けた。
 石垣氏は「安住氏から多様な意見に耳を傾けることの重要性を教わった」と野党共闘のけん引役を持ち上げ、「庶民の立場から国に発信していきたい。皆さんと力を合わせて前進する」と誓った。


2019年06月28日金曜日


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