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<せんだい仕事人>サービス創出に知恵/東北ドローン社長 桐生俊輔さん(38)

 小型無人機ドローンの活用のための企業向けコンサルタントや、操縦者の育成を手掛ける。「スクールでは仙台市を中心に1000人以上の卒業生を送り出した」と胸を張る。
 今年はドローンを使った風力発電施設のメンテナンス事業に本格参入した。風力施設の点検・補修のできる企業と組み、ドローンが撮影した写真を確認し、補修まで受け持つ。「人の仕事を機械に置き換え、安全性向上と効率化を図りたい」と狙いを語る。
 盛岡市の広告代理店勤務などを経て2016年7月、仙台市で創業。この3年間でドローンが飛び交う風景は当たり前になった。「飛ばすのは誰でもできる。今後はどんなサービスを生み出すかが重要になる」と指摘する。
 北海道や千葉県でドローンのレスキューイベントにも参加し、山岳・海洋遭難を想定した救助技術のレベルアップに取り組む。脳裏にあるのは東日本大震災だ。「ドローンがあれば助けられる命があった」と振り返る。
 ドローンは人命救助にこそ生かせる。「夜間は赤外線カメラやライトを付けて捜索することができる。警察や消防、自衛隊と組んだ訓練の実施も提案していきたい」と力を込める。


2019年06月28日金曜日


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