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<Eパーソン>環境配慮の製品に力

木内伸行氏

◎東北支社長 木内伸行

 花王の販売会社である花王グループカスタマーマーケティング(東京)の木内伸行執行役員東北支社長は、仙台市内で河北新報社の取材に応じた。花王は4月に洗濯用洗剤「アタックZERO」を新発売。「環境を大事にする製品を広げていきたい」と力を込めた。(聞き手は報道部・高橋一樹)
 −アタックZEROのアピールポイントは。
 「新しい洗浄剤により、汚れを一度落とすと再付着しにくい。ドラム式洗濯機の専用品は、使用する水が少なくても汚れがしっかり落ちる。一回使ってもらえれば違いが分かるはずだ」
 「これまでは界面活性剤の原料にパーム油の一部を使っていたが、新技術によりヤシの搾りかすなども丸ごと有効活用できるようになった。今後の商品にも応用できそうだ」
 −プラスチックごみによる海洋汚染が問題になっており、企業の環境配慮に対する関心が高まっている。
 「プラスチックの使用量を抑えつつ同じ量が入る洗剤容器を開発するなど、グループ全体でプラスチック削減に向けた取り組みを進めている。環境を大事にするという企業姿勢を新製品を通じて広げ、さらに進化させたい」
 −東北をはじめ市場の高齢化が進んでいる。今後の販促戦略は。
 「花王は高齢者や障害者が小さい力で使えるような、スプレータイプの洗剤などを開発してきた。お客さまの声を聞きながら、誰もが使い勝手のいい商品をデザインしていく」
 「少子高齢化に伴い、きめ細かいサービスへのニーズが高まる。都市から離れた地域に美容カウンセラーを派遣し、化粧品や肌の手入れについてカウンセリングをするほか、介護施設で働く多忙な女性向けに教室を開くことなども検討している」


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2019年06月20日木曜日


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