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<仙台市役所建て替え>10年後見据え検討を 市民講座に学生ら150人

新庁舎への意見を述べるパネリスト

 仙台市役所本庁舎の建て替えを考える東北学院大の市民公開講座が27日、青葉区の同大ホーイ記念館であった。市民や学生ら約150人が参加し、早ければ2027年度末に利用開始となる新庁舎の理想像を描いた。
 「仙台にふさわしい市役所を考える」をテーマにパネル討論があった。
 市の建て替え基本計画検討委員で、東北大大学院工学研究科准教授の姥浦道生氏は「人口減少や技術革新が進む中、10年後を見据えて機能の柔軟性をどう持たせるかが新庁舎を考えるポイントだ」と指摘した。
 日本建築家協会東北支部の手島浩之氏は「全国、世界に誇れる新庁舎とするため、東日本大震災からの復興や市民協働のまちづくりを象徴するような機能を加えてほしい」と求めた。
 市議会新たな本庁舎・議会棟整備調査特別委員長の渡辺博氏は「開かれた議会のため、新庁舎は議員が市民の意見を聴くスペースを拡大するよう市側に要望している」と強調した。
 パネル討論に先立ち、東北学院大の柳井雅也教授が基調講演。市役所機能を新庁舎に集約後の仮庁舎の使い方に関し、「本庁舎北側はオフィスビルの空室率が既に高い。建て替えと同時に企業誘致を進める必要がある」と提言した。


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2019年06月28日金曜日


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