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<愛でよう観賞魚>熱帯魚編 飼育管理3/水質検査で好環境維持

PHやアンモニアなどを測定できる水質検査キット
検査薬を使い、チャートで色を比べて数値を測定

 定期管理の中に水質検査があります。水の中に溶け込んでいる成分を、専用の薬品を使って数値で表すことです。検査結果によって水槽の状態の良いところ、悪いところが分かりますので、管理の仕方をより細かく具体的に組み立てることができます。
 水槽飼育をしていると、いろいろな問題が出てくるものです。水が白く濁っている、魚を入れたらすぐ死んでしまう、コケがすぐに生えてくるなどさまざまですが、こういったことも水に含まれる成分を検査することで、原因と対策が分かるようになります。
 検査の種類ですが、PH(ペーハー)、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩、二酸化炭素などがあります。
 PHは検査結果の値が中性−酸性を示していれば問題ありません。特に注意すべきは有毒成分であるアンモニア、亜硝酸塩の二つです。検査結果の数値はゼロであるべきです。検出された場合、数値によりますが速やかに飼育水の交換を行いましょう。
 アンモニア、亜硝酸塩が検出された場合はバクテリアが少なく、ろ過不足になっている状態ですので、ろ過機またはろ過材の量などについて追加や見直しをしてみましょう。
 硝酸塩は無害な成分ですのであまり気にしなくていいのですが、濃くなってくるとPHの低下、コケの大量発生などにつながってきます。水交換で濃度を下げることができるので、気になる時は水を換えてみましょう。
 二酸化炭素は水草の光合成に必要な成分なので、水草が多い場合は測定し、数値を押さえておきましょう。
 水質検査の頻度ですが、新しく水槽を設置した初期はろ過が不安定な時期ですので、週に1〜2回測定して変化を読み取り、必要であれば水換えなどを行います。安定してきたら月に1〜2回は測定すると良いでしょう。
 問題が起こってから測るのではなく、日頃から測定し水槽の状態を把握することで、さまざまな問題を回避することができます。次回は、ろ過機の手入れについて話します。(観賞魚専門店経営)


2019年06月28日金曜日


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