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古着の着物を加工「サムライアロハ」に400万円出資 経済同友会幹部が若手経営者支援

増資を発表した(左から)大山会長、桜井代表、須佐社長、橋浦社長

 古着の着物をアロハシャツに加工し、販売するサムライアロハ(仙台市)は28日、アイリスオーヤマの大山健太郎会長ら仙台経済同友会の幹部有志3人を引受先とする第三者割当増資を行い、計400万円の資金を調達したと発表した。財務基盤を強化し、店舗販売の拡大や新商品開発といった事業を拡充する。
 増資の引受先は、代表幹事の大山氏のほか、人材派遣業の東洋ワーク(同)の須佐尚康社長(同友会副代表幹事)と、今野印刷(仙台市)の橋浦〓一社長(同友会常任幹事)。資本金は計500万円となる。
 サムライアロハは今月、フランス・パリのセレクトショップで販売を始めたほか、アパレル大手アダストリア(東京)の主要都市の店舗でも売り出す。着物生地を使った新たな商品開発にも力を入れる。
 サムライアロハは、桜井鉄矢代表が社長を務めるブランド品買い取り・販売の仙台買取館(仙台市)から2018年に分社化。着物の洗浄と裁断は宮城県内の子育て中の主婦が担い、岩手、福島両県の縫製工場が仕立てている。
 桜井代表は、同友会の若手経営者育成塾「経営リーダーシップ・プログラム」の2期生。事業の将来性を認めた塾長の大山氏らが個人で出資に応じた。
 桜井代表は「多くの注文が寄せられているが、資金不足で応じられていなかった。増資を機に、東北から世界にサムライアロハを発信したい」と力を込めた。
 大山氏は「日本、仙台の大きな課題である新規事業の創出を支援したい。着物の再利用はビジネスモデルとして有望だ」と話した。

(※)〓は隆の生の上に一


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2019年06月29日土曜日


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