宮城のニュース

交通事故で立ち仕事困難に 「休業損害」認定、タクシー会社に460万円賠償命令

 交通事故で足に大けがをし、本業の派遣先の会社と別に勤めていた焼き肉店のアルバイトを続けられなくなった仙台市青葉区の20代女性派遣社員の「休業損害」が争点となった訴訟の判決で、仙台地裁は焼き肉店における立ち仕事の「足への負担」を認め、事故を起こした塩釜市のタクシー会社に対し、焼き肉店分の休業損害を含む約460万円の賠償を命じた。27日付。
 判決で地裁は「事故がなければ、女性は焼き肉店で働き続けていた。デスクワーク中心の派遣先の仕事は再開できても、焼き肉店の立ち仕事は困難だ」と判断。けがの回復状況を踏まえ、2017年10月までの焼き肉店での休業損害を認めた。
 判決によると、女性は17年1月、塩釜市内の横断歩道でタクシーにはねられ、右足の骨を折るなどして入院した。女性は同7月に派遣先の職場に戻ったが、足の痛みから焼き肉店への復職を見送った。
 女性は治療費や慰謝料の他、二つの職場の休業損害など計約730万円の損害賠償を請求。タクシー会社は派遣先会社分の休業損害の一部支払いを容認したが、焼き肉店分について全面的に争っていた。


関連ページ: 宮城 社会

2019年06月29日土曜日


先頭に戻る