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<楽天>救援陣暗転 40勝目前、松井まさかの2失点

9回ロッテ2死満塁、清田に逆転の中前2点打を浴び、打球の行方を見つめる東北楽天5番手の松井(佐藤琢磨撮影)

 両リーグ最速の40勝目が手に届きかけたその時、舞台は突如暗転した。東北楽天が1点リードの九回、リーグトップの24セーブを挙げている絶対的守護神の松井がまさかの2失点。首脳陣、チームメートの期待に応えられず「本当に申し訳ないです」とうつろな表情を見せた。
 試合開始前から振り続ける雨でマウンドの状態が悪い中、この回先頭の岡を遊飛、荻野を空振り三振と簡単に2死を奪って勝利は目前だった。
 しかし、ここから左腕の制球が乱れる。鈴木、中村奨、レア−ドに3連続四球。直球はストライクゾーンを大きく外れ、変化球も枠を捉えられず「四球だけはいけないと思っていたのに。恥ずかしい」。
 満塁で迎えた清田には全て直球勝負で挑んだが、4球目の外角低めの147キロを中前にはじき返された。「踏ん張り切れなかった」。今季幾度もピンチを切り抜けてきた速球を打たれて肩を落とした。
 この日は八回に3番手ブセニッツが中村奨に同点2ランを浴びるなど勝ちパターンの救援陣が崩れた。再開したリーグ戦の初戦を手痛い逆転負けで落とした平石監督は「松井はこれまでしっかりやってきている。今日は今日」と必死に気持ちを切り替えていた。(伊藤卓哉)


2019年06月29日土曜日


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