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<環状高速道>南東北3県都が直結 旅館ホテル組合が宿泊予約サイトで記念割引

 東北中央自動車道南陽高畠−山形上山インターチェンジ(IC)間が4月に開通し、宮城、山形、福島3県の県庁所在地が「環状高速道」で結ばれたのを記念して、3県の旅館ホテル生活衛生同業組合青年部は8〜11月、宿泊予約サイトによる最大5000円の割引サービスを行う。3県の青年部が初めて連携し、首都圏などに利便性アップを訴えて誘客を図る。
 青年部加盟の宿泊施設が任意で参加する。旅行サービス「dトラベル」を利用した宿泊客に対し、3県の観光推進に関わる組織の協賛金を活用し、宿泊料金に応じて先着順にクーポン券を配る。高速道の利用が条件になる。
 米沢、福島、相馬3市の宿泊施設は昨年秋から今年春にかけて、東北中央道福島大笹生(おおざそう)−米沢北IC間の開通1周年を記念し、宿泊客が隣県の参加施設に次回予約を申し込んだ際、料金を割り引くサービスを実施した。
 今回は、東北道、山形道、東北中央道による環状高速道が誕生したことを踏まえ、対象を3県に拡大した。2021年4〜9月に東北6県で繰り広げられる大型観光宣伝「東北デスティネーションキャンペーン」も見据えた。
 山形県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部長で、米沢市の小野川温泉で旅館を営む遠藤直人さんは「アクセス向上の効果を取り込むには、遠方から目的地として選ばれる工夫が欠かせない。県という枠を超え、温泉など多彩な魅力を発信していく」と話す。


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2019年06月29日土曜日


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