山形のニュース

<新潟・山形地震>住宅復旧へ鶴岡市長らが説明「国から援助を受けられにくい」

鶴岡市が被災地で初めて開いた説明会=同市鼠ケ関集落

 新潟・山形地震で鶴岡市は29日、被災地で初の説明会を開いた。皆川治市長は現行の災害法制では国から援助を受けられにくい被害状況であることや、市と山形県が連携して住宅再建などの支援策を始めることを報告した。
 山形県沖の震源に近い市温海地域の計3カ所で実施し、皆川市長ら市幹部のほか、県庄内総合支庁長や県防災危機管理課長も出席した。
 屋根瓦の落下被害が大きかった鼠ケ関集落では住民ら約40人が参加。皆川市長は「全壊がないような被災で私有財産への公的支援が難しい面もあるが、市と県で協調して予算措置し、7月からは当面必要な復旧が始められる」と述べた。
 住民からは「瓦ではない部材で屋根を直したい」「地震後に防災行政無線が聞こえなかったので調べてほしい」などの意見が出た。
 市は説明会で市内の建物被害は全壊がなく、半壊10件、一部損壊749件だったと公表した。市内全体の被害概算額が28日時点で約150億円に上ることも明らかにした。


関連ページ: 山形 社会

2019年06月30日日曜日


先頭に戻る