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STOP!山岳遭難 直近10年で最悪ペース 登山届提出と家族へ行き先連絡を

 宮城県内で今年に入り、山岳遭難が急増している。今年は既に10件発生し、直近10年間で最も多かった昨年を上回っている。いずれも登山届が出されておらず、本格的な夏山シーズンを迎え、県警は入山前の届け出や家族らに対する行き先の連絡を徹底してほしいと呼び掛けている。
 県警によると、今年1〜5月、県内で発生した山岳遭難は10件で、昨年より4件多い。うち死者は2人、負傷は1人。遭難者の大半が50代以上だった。
 5月22日には加美町漆沢で、山菜を採るために山に入った大崎市の男性会社員(62)が遭難し、24日午前に死亡しているのが見つかった。県警地域課の担当者は「明確に行き先が分かっていれば、救助できる可能性は相当高まる」と話す。
 県警は従来の登山届のほか、日本山岳ガイド協会が運営する登山届受理システム「コンパス」の活用を促している。スマートフォンなどを使ってインターネットで申し込み、家族や県警と情報共有できるという。
 県警地域課は「万が一の場合に備え、行き慣れた山に行く場合も、しっかり行き先を残してほしい」と注意喚起している。


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2019年07月01日月曜日


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