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困難の先に希望あれ 岩手・山田で復興まちびらき

まちびらきを祝うテープカット

 東日本大震災の津波で被災した岩手県山田町で30日、新たな宅地造成と災害公営住宅の整備が完了したことを受けたイベント「山田町復興記念まちびらき」があった。
 町は2015年5月、住宅再建事業の工事に着手。防災集団移転促進、災害公営住宅整備などの各事業を進め、町内6地区の住宅団地に455戸、災害公営住宅640戸を整備した。
 今年2月の山田地区の宅地引き渡しにより、住まいの再建に関する基盤整備が完了した。総事業費は約390億円で、復興交付金を活用した。
 山田中央公園であった式典では出席者全員で黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。地元の山田八幡宮と大杉神社のみこし渡御も披露された。
 佐藤信逸町長は「幾多の困難を乗り越え、この日を迎えることができた。人口減や少子高齢化といった課題に向き合いながら魅力あるまちづくりを進める」とあいさつした。
 同町では津波で住民824人が犠牲となり、家屋2762戸が全壊した。


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2019年07月01日月曜日


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