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磐梯吾妻スカイライン一部通行止め 火山ガス、基準値超

 山形、福島両県にまたがる吾妻山(吾妻連峰)を通る磐梯吾妻スカイラインについて、福島県は30日、火山ガス濃度が基準値を超えたため福島市の一部区間を通行止めにした。スカイラインは吾妻山の噴火警戒レベル引き下げに伴い、6月28日に再開通したばかり。
 通行止め区間は市内の高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長28.7キロのうち、不動沢−浄土平の約7キロ。区間の硫化水素ガス濃度が30日午前2時50分に11.5ppm、3時50分に56.1ppmを測定し、管理マニュアルの「10ppmが連続して1時間以上超過」に該当した。
 同日午前中に10ppmを下回ったが、降雨の影響でガスが地表付近にたまりやすくなっており、夜間に濃度が高くなる傾向もあるため1日午前8時まで規制を継続する。高湯温泉−不動沢と浄土平−土湯峠は通行可。
 スカイラインは警戒レベルが1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げられたことに伴い、昨年9月から6月28日まで通行止めが9カ月間続いていた。
 仙台管区気象台によると火山活動の活発化は確認されていない。県は「再開通の直後で残念だが、硫化水素ガスは人体への影響もある。利用者の安全を最優先に考えた措置だ」と話す。
 スカイラインは2015年4〜5月に、火山ガス濃度上昇のため全面通行止めになった。


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2019年07月01日月曜日


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