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<参院選>消費税増税軸に応酬 立候補予定の2氏討論 ネット配信

討論会を前に握手する愛知氏(左)と石垣氏

 参院選(4日公示、21日投開票)の宮城選挙区(改選数1)で立候補を予定する自民党現職愛知治郎氏(50)と、野党統一候補で立憲民主党新人のラジオ局アナウンサー石垣のり子氏(44)による討論会が1日、仙台市青葉区の市戦災復興記念館であった。
 日本青年会議所(JC)東北地区宮城ブロック協議会が主催。会場が狭いため、聴衆は入れず、インターネットを通して中継された。社会保障と少子化対策、税制、地方創生をテーマに意見を交わした。
 初対面の両氏は名刺を交換し、ぎこちない笑顔で握手。冒頭の自由意見で愛知氏は経済や外交の成果を挙げ、政権維持の必要性を強調した。石垣氏は政府の文書改ざん問題などに触れ「現状への危機感から出馬を決意した」と語った。
 社会保障と税制を巡って、10月の消費税増税が議論になった。愛知氏は「年金制度の安定には公平な負担が必要」と主張。将来的な消費税撤廃が持論の石垣氏は「消費税は低所得者ほど負担が重くなる。社会保障の財源にするのは本末転倒だ」と述べた。
 旧民主党と自民、公明両党による消費税増税の3党合意に立民の枝野幸男代表が関与したことを踏まえ、愛知氏が石垣氏に見解をただす場面もあった。石垣氏は民主党は既に解党したとし「答えるべきことではない」と返した。
 終了後、愛知氏は「実現可能性よりも自分の思いをぶつけてきた感がある。選挙戦では冷静に政策を語りたい」、石垣氏は「政策に対する考え方の違いが明らかになった。ぶれずに戦う」とそれぞれ語った。
 討論会のインターネット中継は約3800人が視聴した。動画投稿サイトで見ることができる。


2019年07月02日火曜日


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