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仙台・燕沢で乗り合い交通試験運行 10月以降も継続へ、冬季の利用状況確認

 仙台市宮城野区の燕沢地区交通検討会は1日、当初9月末までだった乗り合い交通「のりあい・つばめ」の試験運行を10月以降も継続させる方針を固めた。第3弾として6カ月間実施し、冬季の利用状況を確認する。8月下旬の市地域公共交通会議で正式に決まる。
 昨年10〜11月の第1弾、今年4月に始まった現在の第2弾に続く試験運行となる。第2弾とほぼ同じルートを想定。利用の少ない停留所を廃止し、要望が多い場所に新設する。運行日や本数は今後、検討する。
 公共交通会議の了承を経て、東北運輸局の運行許可が得られれば実施する。冬季の試験運行は初めてで、急な坂道が多く、路面凍結など歩行者の危険が高まる中で、乗り合い交通がどう利用されるのか検証する。
 第2弾の試験運行は、現時点で厳しい状況が続く。
 4月2日〜6月21日(33運行日)の利用実績は、1日平均26.5人と目標の40人に届かない。実証運行に移行するには第2弾、第3弾の試験運行で30%を超える収支率(運行経費に占める収入の割合)を達成する必要があり、運賃以外の収入確保にも取り組む。
 大西憲三会長は「乗り合い交通は住民にようやく定着してきた印象だ。試験運行を継続し、外出の機会が少なくなる冬季の需要を確かめてみたい」と話した。


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2019年07月02日火曜日


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