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<楽天>森原 変化球駆使 直球生かす 交流戦で抜群の安定感

6月28日のロッテ戦で、力のある球で押す東北楽天の森原=楽天生命パーク宮城

 東北楽天の森原が救援陣で抜群の安定感を見せている。特に交流戦では10試合で計10回1/3を投げて防御率0.00。「勝ちパターンで投げてくれるようになってほしい」と伊藤投手チーフコーチ。守護神松井につなぐ「勝利の方程式」としての役割が期待される。
 19日の阪神戦では厳しい局面で力を発揮した。4−4の九回1死一、三塁で登板し、4番大山を切れのある150キロの直球で遊ゴロ、5番マルテを二ゴロに仕留めてピンチを脱した。「何としても打たれたくなかった」と振り返る。
 好調の要因はフォームの安定。左足がマウンドに着地してから腕を振るまでに理想的な間を取れるようになったという。「体にも負担の少ない投げ方で、質のいい球を投げられる確率が上がった」と語る。
 再開したリーグ戦では変化球の見せ方を意識する。今季の30三振のうちの6割超が最後直球で奪った。対戦機会の多い相手を打ち取るためには「フォークボール、スライダーを意識させることで直球を生かしたい」と強調する。
 オフの日は好きな音楽や本を読んでリフレッシュする。最近夢中になっている本は、統計学的な分析で選手の評価や戦略を考える手法に疑問符をつける「セイバーメトリクスの落とし穴」。球場から離れている時でも野球への強い探究心をのぞかせる。
 今季32試合で10ホールドを挙げている3年目右腕は「ずっといい状態を続けるのは大変。調子がよくない時にどう耐えられるかが勝負だ」と気を引き締めていた。(伊藤卓哉)


2019年07月02日火曜日


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