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雅楽の調べお寺で聴いて 浄土宗の僧侶が演奏会

演奏会に向け練習に励む会員ら=6月24日、仙台市青葉区の充国寺

 宮城県内の浄土宗派の僧侶でつくる浄土宗宮城雅楽会は6日、仙台市青葉区新坂町の充国寺で、「雅楽演奏会」を開く。同会が年に1回開く一般向けのイベントで、雅楽の魅力を広く知ってもらおうと、関係者が来場を呼び掛けている。

 当日は会員16人が出演し、浄土宗宗歌「月かげ」や舞楽「蘭(らん)陵王」などを、鳳笙(ほうしょう)や篳篥(ひちりき)といった管楽器や3種の打楽器を使い披露する。楽器の特徴や雅楽の歴史なども紹介する予定だ。
 雅楽会会長を務める円城寺(利府町)住職の押切良孝さん(63)は「寺での娯楽として雅楽を聴いて、みんなで一体感を生み出す雰囲気を楽しみ、雅楽に親しんでほしい」と話す。
 同会は約40年前、宮城教区浄土宗青年会として発足し、自主的に雅楽に取り組んできた。現在も有志約20人が毎月2回、外部の指導者を招いて県内の寺で練習している。
 これまでにも県内各地の学校や福祉施設などの依頼を受けて、年に数回、演奏会を開いてきた。充国寺での開催は初めてという。
 充国寺副住職の三浦宏純さん(35)が自らビラを作り、寺周辺の児童館や市民センターに協力を仰ぎ広報した。「雅楽に触れる機会は多くないと思う。ぜひ足を運んで楽しんでもらいたい」と三浦さんは言う。
 雅楽は6世紀半ばに中国から日本に伝わったとされる。江戸期までは主に貴族や武士の娯楽だったが、明治期以降は庶民にも広く親しまれるようになった。
 演奏会は午後2時半から。入場無料。連絡先は充国寺022(234)1271。


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2019年07月03日水曜日


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