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県議会議長に相沢氏 佐藤氏辞職で2度目登板

相沢 光哉氏

 宮城県議会6月定例会は最終日の3日、本会議を開いた。佐藤光樹氏(51)=塩釜、4期=が議長職の辞職願を提出し、賛成多数で同意した。直後に議長選が行われ、自民党・県民会議(32人)所属で元議長の相沢光哉氏(80)=青葉、7期=を第43代議長に選出した。
 佐藤氏の辞職願提出を受け、自民は会派総会で議長選対応を協議。任期が県議選(10月18日告示、27日投開票)後の11月12日までと短く、10月に議長出席の皇室行事が控えるため、今期限りで引退を表明している相沢氏が適任と判断した。
 辞職願の採決では、自民と公明党県議団、無所属の会などの計39人が賛成。みやぎ県民の声と共産党県議団、社民党県議団の計19人は反対した。
 議長選は無記名投票で実施。相沢氏は自民など議長辞職に同意した4会派の39票を得た。県民の声と共産、社民の3会派は白票を投じ、19票が無効となった。
 野党会派は2018年11月にあった前回議長選に続き、統一候補擁立を見送った。県民の声の藤原範典会長は「擁立か白票かで会派間の意見が割れ、一本化を見合わせた」と説明した。
 15年の県議選後、4年間で自民所属の議長は5人目となった。共産の遠藤いく子団長は「憤りを感じる。会派としても責任を感じるべきだ」と批判した。
 佐藤氏は定例会閉会後に県庁で記者会見。塩釜市長選(8月25日告示、9月1日投開票)への出馬を表明し、「途中で投げ出したとの批判は甘んじて受ける。その上で自分の使命を果たしたい」と語った。
 2度目の議長就任となる相沢氏は「4年間をいい形で収束させたい。政務活動費の使途チェックなど改革の歩みを進め、県民の負託に応える」と述べた。
 相沢氏は仙台市出身、一橋大卒。仙台市議3期を経て、1991年の県議選で初当選。党県連幹事長などを務めた。2006年3月〜07年5月に県議会議長を務めた。

◎塩釜市長選 前県議長佐藤氏出馬を正式表明

 任期満了に伴う塩釜市長選(8月25日告示、9月1日投開票)で、前県議会議長の佐藤光樹氏(51)が3日、県庁で記者会見し、無所属で立候補することを正式に表明した。
 佐藤氏は「閉塞(へいそく)感が漂う古里のために働きたい。民間の考えを取り入れ、高齢者が楽しく健康に暮らせる社会をつくる」と主張。人口減社会を見据えた街づくりに取り組むと強調した。
 佐藤氏は塩釜市出身。東北学院大卒。参院議員秘書などを経て2003年の県議選で初当選し、現在4期目。18年11月から議長を務めた。任期途中の3日、議長職の辞表を出し、同日の県議会本会議で同意された。県議も7月中に辞職する方針。
 市長選では、現職の佐藤昭氏(77)が5期目を目指して立候補を表明している。


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2019年07月04日木曜日


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